カルマ

カルマの法則

 ここで述べるカルマの法則とは、自分の行為が何らかの型となって、自分に跳ね帰ってくる法則のことです。つい最近の行為に対して、直ぐに帰ってくることもあれば、前世の行為が、来世で帰ってくる場合などもあります。

 例えば、知らぬ間に蟻を踏み殺すなど、人間は否が応でも殺生をすることに疑問を抱いている方も多いと思います。それは、光と影が存在することにより動きが生まれた(※1)ので、歩くときは地面を蹴らなければ前に進めないように、対のエネルギーを生産しなければ動けません。つまり、良い行動の時は、悪い行動エネルギーを同程度生産していることになります。
 極論を述べますが、人間には良い行動か悪い行動のどちらかを選択して行動し、良い(光)行動と悪い(影)行動により、生み出される感情を共有しながら、宇宙を創造して行く義務があります。
 つまり、人間は良い行動と悪い行動を繰り返しながら生きる宿命を背負っているので、否が応でも殺生をするのです。

 自分の行動により生産された対のエネルギーは、自分で生産したエネルギーなので、地球が回転するが如く、何らかの型で自分に帰ってきます。それが現実なので受け入れる他ありません。但し、先人霊達の働きなどにより、行動の動機となる想念や時代背景などが考慮されています。また、物質界では物質界のルールが優先されるので、良い行動よりも悪い行動の方が、自分に帰ってくる痛みは大きいと言えます。これがカルマの法則の真実です。

 カルマの法則による痛みを和らげ、より良い社会を創造するために10本の指があります。それは、想念が物質界で具現化する前に、物事を立体的に捉え10通りに配慮してから行動するためです。
 また、歴史上で悪が消えたことがないのは、善と悪のエネルギーは均衡する仕組みになっているからです。ですから、善で悪を包みながら、螺旋を描くように進むのが理想的です。しかし、それらは人類に課せられた遠い目標です。
 先ずは、全ての人間を愛せるように努めることが目標への近道です。


《万物を愛でる気持ちが大切である》

※1 当HP内 宇宙を参照
オカルトとパチンコ・パチスロ研究会
主宰 前世滝沢馬琴