超能力

超能力と超能力者

 超能力は技芸や武道など、技量の延長線上に相当する特殊な能力です。例えば、鍛冶の延長線に相当するのは、超能力で鉱物に変化を与えるような念力です。弓道の延長線に相当するのは、一般的に不可視とされる気を放つような気功法です。
 超能力者にも得手不得手はありますが、1種類の超能力を応用して使用する超能力者も存在します。しかし、超能力者が幾種かの超能力を得意とすることは稀です。ですから、念力を扱えても幽霊が見えるとは限りません。

 超能力を扱えるようになるには、好きな技芸や武道と同じ文脈の能力をイメージすることが近道です。また、転生後も才能は引き継ぐので、過去世で何かしらの技量を発揮した者は、その技量の延長線上に相当する超能力を発揮しやすいです。しかし、環境などが伴わないと、自分に秘められた能力を知り、超能力を開花させることは難しいでしょう。


霊感を強化する秘術

 いにしえでは、霊感のある者が天候を予測していました。ですから、太陽や月を観察し、天候を予測する訓練を行えば、霊感は強くなります。太陽を見上げる際、目などを痛めないように注意して下さい。また、霊感が強くなると霊が寄って来やすくなるので、除霊方法も併せて学ぶことをお勧めします。除霊方法については宗派などにより異なります。
 それから、参拝者が多い寺社仏閣に祭られている御神木や石と心を通わせることです。例えば、技芸に御利益があるとされる御神木や石と心を通わせるならば、技芸に関することで感情の共有を試みて下さい。御利益の内容に沿うことでインスピレーションを受け止めやすくなります。
 その理由は、技芸に御利益がある寺社仏閣では、参拝者の願いごとが、技芸に関する内容で統一されるので、技芸の御利益をもたらす力が御神木や石に宿るからです。
 そして、歴史ある御神木や石が祭られており、参拝者の多い寺社仏閣は、御利益があると言えます。また、木や石は感情を共有する力が比較的強いので、遥か昔からお墓に使用されています。


自力で気功を会得する秘術

 気功には、人各々得手不得手があり、気を見ること、感じ取る、吸収する、送るなど千差万別です。

 パワースポットを2種類に大別すると、自然の気が漂う場所と残留思念が漂う場所に分類されます。残留思念とは、その場や物に残留している思念や感情のことなので、石などに残留思念が宿ることで発生している気は、自然の気とは言えません。
 自然の気は、地形や磁力、天候など、環境により大きく左右されます。例えば、昨日は北側に気が流れていたけれど、今日は南側に流れている。或いは、去年までは強い気が漂っていたけれども、今年は気が漂っていない。といった具合です。
 一概には言えませんが、自然の気と残留思念が漂う場所は、境内が広くて自然のある寺社仏閣に点在していることが多いです。特に、鳥居と鳥居が対角線上で交わる場所や電子機器が正常に作動しない場所です。また、霊感を強化する秘術の項も参考にして下さい。

 気功を会得するには、良い自然の気と良い残留思念が強く発生している場所を何度も訪問し、自然の気と残留思念を区別できるように訓練します。それと並行して、好きな技芸や武道を学ぶと効果的です。例えば、気が見えるようになりたい方は、太陽や月を観察し、天候を予測する訓練と並行するといった具合です。
 気が実感できるようになったら、自然の気と残留思念を区別できるように訓練して下さい。残留思念は人間や動物の感情なので、その場に残っている感情を共感できるようになれば、自然の気と残留思念を体感で区別できるようになります。例えば、突然の幸運に見舞われた人が住んでいた場所には大抵、喜ばしい残留思念があります。そのような場所はムードメーカー的な効果をもたらすので、急に嬉しくなったり、元気が出たりします。
 負の残留思念が漂う場所は、負の感情を共感してしまうので、嫌な感じがする場所はできるだけ避けて下さい。また、そのような場所は心霊スポットになり得ます。


《厄払いしたら、福払いもしなければならない》

オカルトとパチンコ・パチスロ研究会
主宰 前世滝沢馬琴